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2011年 4月 11日作成

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 中央銀行が3月25日に発表した最新のマネーサプライによると、2月のM1aの伸び率は+8.37 %、M1bの伸び率は+9.40%、M2の伸び率は+6.12 %となり、1月からの累計のM1b及びM2の伸び率はそれぞれ+9.38%、+5.86%となった。株式市場の資金動向を象徴するM1bの伸び率がM2の伸び率を3 ポイント以上も上回っているため、短期的にはM1bの伸び率がM2の伸び率を下回る「デットクロス」現象は発生しないと見込まれている。
 M2の伸び率は中央銀行の目標レンジ(2.5%~6.5%)範囲内の上限に近づいていることについて、銀行関係者は、国内の貨幣成長数量が警戒線に近づいており、資金の過剰状態が物価上昇を助成することを防ぐため、中央銀行は緊縮政策を加速させるのではないかと分析している。
 陳一端・中央銀行経済研究処副処長は、旧正月は現金への需要から通貨の発行が増加したことに加え、銀行の貸出は引き続き拡大していることから、2月のM2の伸び率は2009年12月以降の最近15ヶ月間での最高水準となっており、資金環境が相当程度の緩和状態であることを反映していると説明した。一方で、市場の過剰資金が物価の安定に悪影響を与える恐れについて、陳副処長は、主計処の予測では、2011年通年の消費者物価指数(CPI)の見通しは+2%となっており、1~2月の消費者物価は+1.21%であることから安定していると言えると分析している。また、日本大震災が国内物価に与える影響については、現時点では評価できないと説明した。


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