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2011年 9月 1日作成

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 中央銀行が8月25日に発表した最新のマネーサプライによると、7月のM1aの伸び率(前年同月比)は+7.30%、M1bの伸び率は+7.60%と27ヶ月間での最低となった。一方、M2の伸び率は+6.18%に上昇し、M1bとM2の伸び率の差は1.42ポイントに縮小した。
陳一端・中央銀行経済研究処副処長は、「市場において資金供給に問題ないため、投資家の市場に対する信頼が回復さえすれば、資金はいつでも株式市場に流入しうる。また、資金の動向や水準の高さを考えれば、今後M1b及びM2の伸び率が共に下降する可能性があり、「M1bの伸び率がM2の伸び率を下回る逆転現象」(死亡交叉)は発生しないだろう」との見方を示した。
 一方、金融関係者は、「M1bとM2の伸び率との差は縮小しており、株価の下落はM1b伸び率の下降圧力となることから、今後、逆転現象を発生する可能性は高い」と指摘した。
外資資金が大量に台湾元建て口座に溜まっており、7月の外国人の台湾元建て預金残高は前月比160億元増加の2,602億元となった。7月の証券振替預金残高も前月比674億元増加の1.32兆元と2ヶ月の減少から増加に転じた。これについて、陳副処長は、「これは外資資金が海外に送金されていないことを示している。また、「7月はの海外投資が回流していることは、資金が国内市場に対する信頼を有していることを示しており、外貨預金残高は過去最高の2.58兆元となった。M1bは11兆元以上で、市場資金の不足を心配する水準にはなく、株式市場への信頼が弱まっているだけである」と指摘した。また、「中央銀行は全体の資金量が過剰な状態とならないように注意を払っており、1~7月のM2の伸び率は+5.98%と中央銀行の目標レンジ(2.5%~6.5%)範囲内にあり、当面、目標レンジを調整する必要はない」との認識を示した。


 金融動向表[PDFファイル]