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2011年 5月 12日作成

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 経済部が4月25日に発表した最新の工業生産動向によると、世界的にスマートフォンとタブレット型パソコンの売れ行きが好調である恩恵を受け、3月の工業生産指数は138.90、前年同月比+13.82 %、製造業生産指数は143.08、前年同月比+14.37%と、両者とも17ヶ月連続の二桁の成長となった。工業生産指数、製造業生産指数とも単月として過去最高となったほか、製造業生産指数は初めて140の大台を突破した。経済部は、これについて、主にECFA効果の恩恵を受けていること、新興市場や欧米からの受注が盛り上がったため、産業全体で増産となったことによるものであると説明している。また、黄吉実・経済部統計長は、業種別では機械設備業が前年同月比+24.37%と最大の上昇幅となったほか、基本金属業が同+20.82%、電子部品業が+20.62%の順となっていると説明した。
 黄統計長は、日本の東日本大震災によるサプライチェーンの断絶の恐れについて、3月の生産は震災前の在庫部品があり、4月も引き続き増産を維持できると見られるが、機械設備、電子部品業、自動車及びその部品業において震災及び計画停電措置の影響により原料が不足する可能性が5月以降にあることから、5月が1つのキーポイントの時期となるとの見方を示した。


 工業生産指数の前年比伸び率(製造業業種別)[PDFファイル]