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2011年 7月 8日作成

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 経済部が6月23日に発表した最新の工業生産動向によると、5月の工業生産指数は過去3番目の水準となる134.96となり、前年同月比+7.82%と2ヶ月連続の一桁成長となった。また、製造業生産指数は138.31、前年同月比+7.72%となった。
業種別では、5月の電子部品業が同+11.81%、パソコン、電子産品及び光学製品業が+同24.42%と好調な業種が情報電子工業に集中している。これについて、黄吉実・経済部統計長は、「タブレット型パソコン、スマートフォンの好調な販売が続いており、東日本大震災による海外からの発注の流入効果もあって、半導体の生産は安定的に成長している」と説明した。
 機械設備業は前年同月比+14.25%となった。これは、主に新興市場からの受注増に加えて、ECFAの効果が機械産業の輸出を押し上げていることによるものだが、増加割合は、今年初め(1月)の3割(33%)から下降している。また、化学材料業は同▲10.13%と3ヶ月連続のマイナスとなった。
 経済部は、「情報電子及び金属機械産業の2本柱は国内生産を支えてきたが、化学材料業の低迷、重要部品の不足による減産などの影響を受け、第2四半期の工業生産指数は前年同期比10%に至らないだろう」とみている。


工業生産指数の前年比伸び率(製造業業種別)[PDFファイル]