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2011年 4月 11日作成

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 経済部は3月24日、最新の商業動態統計を発表した。2月の商業営業額(卸売、小売及び飲食レストラン業)は1兆393億元、前月比▲14.44%となったものの、前年同月比+4.74%となり、内訳では、卸売業が同+7.22%、飲食レストラン業が同+2.45%となった一方、小売業は▲0.94%の微減となった。
 卸売業の営業額は7,272億元、同+7.22%と卸・小売・飲食業の別では最高の伸び率となったが、業種別では、燃料卸売業は+20.91%と最も高い伸び率となり、次いで自動車バイク及び部品業が+14.69%、農産原料及び動物卸売業が+13.11%となった。
 小売業の営業額は2,808億元、同▲0.94%の微減となったが、内訳では、総合商品小売業が▲5.02%と最も大きく減少した。黄吉実・経済部統計長は、これに関し、旧正月時期に当たる2月初旬は1月に消費者が必要な物品の購入を終えていたためであると説明した。また、自動車バイク及び部品業が同+5.60%となったことについて、主に1~2月のバイクの販売台数は7.55万台、同+116.6%となっており、これが大きく寄与したと説明した。
 飲食レストラン業について、黄統計長は、旧正月は天候が良かったことから外食する人が増えたため、営業額が313億元、同+2.45%に達し、単月の金額としては過去2番目を記録したと説明した。過去最高の営業額を記録した1月(321億元)との僅か8億元の差しかなく、2月の飲食業の業績が好調であったことを示している。なお、1~2月の観光客が約85万人、前年同期比で+16.5%と観光客数は好調であるが、日本大震災の後、日本人観光客が20~30%減少するため、飲食レストラン業に衝撃を与える懸念があるとの見方が示されている。


 商業動態表[PDFファイル]