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2012年 1月 11日作成

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 経済部は12月23日、最新の商業動態統計を発表した。11月の商業営業額(卸売、小売及び飲食レストラン業)は1兆1,575億元、前年同月比▲0.95%と27ヶ月連続のプラス成長を終え、マイナスに転じた。このうち、卸売業はマイナスとなったが、小売業及び飲食レストラン業は依然として安定した成長となっている。経済部は、「12月は新年、クリスマス、忘年会の開催、販売好調な暖房器具が全体の売上を押し上げる」とみている。
 11月の卸売業営業額は8,156億元、同▲3.03%となった。このうち布及び服飾卸売業は▲13.32%と各業種において最も大きい減少率となった。これは主に欧州債務問題の影響を受け、欧米市場での服飾品に対する消費マインドが保守的となったことによるものである。また、機械設備卸売業が同▲6.85%となったことは、国内業者が資本支出を減少していることを反映している。
 一方、民間消費を象徴する小売業の営業額は3,126億元、前年同月比+3.97%と2ヶ月連続で上昇率が減少し、このうち、情報通信及び家電設備小売業は業者が情報電子展覧会において販売促進を実施したため、+10.03%と各業種において最も高い成長となった。黄統計長は、「内需は依然として温かさを保っている」と述べた。小売業の牽引役となる自動車・バイク及び部品業は同+5.79%となった。黄統計長は、「今年の1~11月の新車プレートの申請台数34万4,715台、通年では38万台に迫り、2005年以来最高の水準となる見込み」と述べた。
総合商品小売業の営業額は874億元、前年同月比+6.07%となった。このうちコンビニは同+11.81%と最大の成長となり、好調な販売を維持している。
 11月の飲食レストラン業営業額は293億元、前年同月比+8.91%となった。このうちレストラン業は同+9.59%と各業種において最も高い増加幅となった。黄統計長は、「11月の結婚数が1万8,286カップルと月当たりの最高となったほか、11月の観光客数が61万9,000人と月当たりの最高水準となった。これらが国内飲食レストラン業の消費に大きく寄与している」と述べた。


 商業動態表[PDFファイル]