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2011年 10月 28日作成

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 経済部は10月24日、最新の商業動態統計を発表した。9月の商業営業額(卸売、小売及び飲食レストラン業)は1兆2,247億元、前年同月比+4.32%となった。金額としては月当たり過去二番目の高水準となった。
 9月の卸売業営業額は8,891億元、同+3.36%となった。金額としては過去最高となった。主な増加項目は家庭器具及び用品業で、同+19.8%となっており、そのうち金販売は極めて好調で、台湾銀行の金の卸売業営業額は160億元に上っている。また、バイク・自動車及び部品業も同+14.13%となっており、黄吉実・経済部統計長は、「消費控えの鬼月(旧暦7月)が終了したことにより、売上が大幅に増加したものである」と説明した。
 小売業営業額は3,062億元、前年同月比+6.66%となった。このうち、バイク・自動車業は同+11.84%と最も高い成長となった。黄統計長は、「9月の新車プレートの申請台数は32,600台、前年同月比15%とここ4年以来の最高水準となった」と説明した。
 飲食レストラン業営業額は304億元、同+10.09%となった。これについて、黄統計長は、「これは主に観光客数が大幅に増加したことによるもので、特に日本からの観光客は円高の影響を受けて大幅に増加しており、9月の日本観光客数は12万2,908人と過去最高、前年同月比も+33%となった。また、中国大陸からの観光客数も12万2,574人、同+16%となった」と説明した。
 第3四半期(7-9月)としても、内需が非常に旺盛なことから、商業営業額(卸売、小売及び飲食レストラン業)は3兆6,703億元、前年同月比+3.02%と過去最高の水準となった。1~9月の累計では同+5.88%となった。黄統計長は、「これまで好景気の年度しか商業営業額が6%強とならなかったことからみて、今年の第1~3四半期の内需は非常に旺盛であることが見てとれる」と分析してしいる。


 商業動態表[PDFファイル]