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2012年 8月 31日作成

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経済部が823日に発表した最新の工業生産動向によると、生産力が次第に回復したことから、7月の工業生産指数は133.99、前年同月比マイナス(▲)0.02%5ヶ月連続のマイナスとなったものの、減少幅が旧正月の要素を除いた201111月以来の最小となった。製造業生産指数は同▲0.28%となった。

製造業の四大工業において、情報電子工業は同+2.41%と最も高い伸びとなった。次いで化学工業は+0.41%、民生工業は+0.71%となった。一方、金属機械工業は同▲6.9%とマイナスとなった。これは主に機械設備業が同▲11.28%5ヶ月連続して二桁のマイナスとなったことによるものである。

情報電子工業のうち、電子部品業の生産指数は222.5、同+4.91%の大幅増と20116月以降の最高となった。これについて、林麗貞・経済部統計長は、「アップルメーカーのi phone及びipadの売れ筋が依然として好調であるため、半導体のハイテク部品の生産増加をもたらした」とみている。一方、コンピュータ電子産品及び光学製品は同▲10.29%4ヶ月連続のマイナスとなったことについて、林統計長は、「タブレット型及びノート型コンピュータは国際市場の過激な競争、新世代商品が間もなく発売されるため、販売は伸び悩んだことから、生産は引き続き減産状態を呈している」と説明した。

また、基本金属業は同▲9.63%となった。これは主に鋼鉄市場の需要減少、大陸鋼材の生産過剰による価格の下落、工場の定期点検による一部の稼動停止によるものである。

今後を展望すると、8割以上の業者は8月の生産動向は7月とほぼ同様であると見ていることについて、林統計長は、「世界景気の先行きが不透明であるものの、I phone5及びWin8新商品の発売がウェハーの委託生産の増加をもたらし、生産の下支えとなることから、8月の製造業生産指数はプラス成長に転じる可能性がある」との見方を示した。



工業生産指数の前年比伸び率(製造業種別)[PDFファイル]