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2013年 1月 15日作成

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 経済部が2012年12月24日に発表した最新の工業生産動向によると、11月の工業生産指数は131.91、前年同月比+5.85%と5ヶ月連続のプラス成長となった。これは主に四大工業のうち、電子部品業が同+11.12%と最も高い伸びとなり、工業生産に大きく寄与したことによるものである。これについて、楊貴顕・経済部副統計長は、「スマートフォン及びタブレットパソコンへの需要増加はウェハーの委託生産、アセンブリーテスト生産の拡大を押し上げたことに加え、欧米クリスマス及び中国のお正月に向けての需要増加を見込んで、パネル産業が積極的に在庫補填を行ったことによるものである」と説明した。

 11月の製造業生産指数は133.85、同+5.47%と4ヶ月連続の上昇となった。1~11月の工業生産指数は前年同期比+0.32%の微増となった。2012年通年ではプラス成長になるかは不明である。

 11月のコンピュータ電子商品及び光学製品業は同▲3.47%となった。これについて、車載用電子地図メーカからの受注が▲20%の大幅減となったほか、携帯業者の出荷状況は予期を下回り、パネル、ノート型パソコン及びデジタルカメラが下支えとなっていても、全体は依然としてマイナスとなったわけである。化学材料業は+7.29%と2010年6月以降最大の増加幅となった。これは、主にアジアの石油化学工場の爆発事故及び定期点検による台湾への振替発注、加えて一部の川上、川中の石油化学工場が定期点検による比較基準の低下によるものである。基本金属業は同+7.18%となり、旧正月要因を除いて考えれば、2011年11月からのマイナスを脱する傾向となっている。これについて、経済部は、「これは主に国際鉄鋼価格の回復及び昨年の比較基準が低かったことによるものである」と説明した。一方、機械設備業は同▲7.82%となった。これは新興市場からの受注減少と関係している。楊副統計長は、「機械設備業の海外からの受注がプラスに転じたものの、工業生産指数は遅延指標であるため、2013年に回復するだろう」との見方を示した。

 今後を展望すると、楊副統計長は、「現在の製造業生産は4ヶ月連続のプラス成長となっており、増加幅が次第に拡大している。しかし、業者に対する調査結果からみて、12月の生産動向についてやや減少すると見込まれることから、増加幅が大きくなるかは判断できない」と述べた。

 



工業生産指数の前年比伸び率(製造業種別)[PDFファイル]  [81KB]