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2013年 6月 3日作成

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 中央銀行は5月6日、4月末の外貨準備高は前月比33.04億米ドル増加の4,051.94億米ドルと1月末の4,065.57億米ドルに次いで過去2番目の高水準となったと発表した。これは主にユーロなど主要貨幣の対米ドルレートの上昇による資産価値の増加及び外資による株買い超しによるものである。世界ランキングでは、中国、日本、ロシアに次いで4位を維持した。これについて、林孫源・中央銀行外為局長は、「4月の外貨準備高が増加した原因は、主にユーロなど主要貨幣の対米ドルレートの増加に伴う換算後の資産価値の増加及び外貨準備の運用による収益の増加によるものである」と説明している。

 消息筋によると、中央銀行の外貨準備の資産配置について、米ドルは約60%、ユーロ20%、日本円約10%となっている。外為銀行の関係者は、「ユーロ及びイギリスポンドの対米ドルレートの上昇率が2%超えている一方、日本円は▲4%と引き続き下落しているにもかかわらず、外貨準備高が増加したことは、中央銀行がユーロ及びイギリスポンドの比重を次第に引き上げ、円安となった日本円の比重を引き下げることにより、為替損失を軽減した」と指摘した。

 外資の変化について、林局長は、「4月末の外資による株式・債券保有額(時価ベース)及び台湾元預金残高は合計2,358億米ドルとなり、外貨準備高に対する割合は58%とここ21ヶ月以来の最高水準となった。外資資金が毎日に出入りし、全部株式市場に投資しているが、同行は引き続き注意を払う」と述べた。


外貨準備高・為替レートの推移[PDFファイル] [60KB]