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2014年 1月 14日作成

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 中央銀行は12月5日に最新の外貨準備高統計を発表した。それによると、11月末の外貨準備高は前月比0.42億米ドル微減の4,155.59億米ドルと4ヶ月連続の過去最高を収束した。中央銀行の官員は、「11月末の外貨準備高が減少した原因は主に、米ドルレートの上昇に深く関連しており、ユーロ、日本円などの対米ドルレートの下落に伴う換算後の資産価値の減少、うちユーロ▲0.68%、日本円▲3.81%の下落となったほか、外資による株式売超し額は212億元(約7億米ドル)で、株価指数が▲0.51%となったことは外貨準備の運用益を相殺したことによるものである」と説明した。

 金融監督管理委員会が公布した統計によると、11月の外資流入額は僅か0.61億米ドルとなった。11月末の外資による株式・債券保有額(時価ベース)及び台湾元預金残高は前月比39億米ドル減少の2,475億米ドルとなり、外貨準備高に対する割合は60%となった。これについて、中央銀行の官員は、「世界の金融市場はQEの動向に深く左右されており、QEの縮小情報を流出すると、株式、為替市場の変動をもたらす。米国連邦準備理事会(FED)は12月17、18日に今年最後の利率決定会議を行うが、FEDの資産負債表がすでに膨脹状態となり、QEはいずれ縮小しなければならないものの、年内に縮小する可能性は低く、来年以降に明らかとなるだろう」との見方を示した。



外貨準備高・為替レートの推移[PDFファイル] [60KB]