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2014年 2月 6日作成

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 中央銀行は1月24日、最新のマネーサプライを発表した。それによると、2013年12月のM1aの伸び率は+10.78%、M1b及びM2びの伸び率(期中平均ペース)はそれぞれ+8.50%、+5.75%と両方とも下降した。銀行貸出及び投資の伸び悩みから、M2の伸び率は3ヶ月連続の上昇を終え、下降となった。

 陳一端・中央銀行経済研究処副処長は、「2013年11月に4Gライセンスの応札により1,186.5億元の国庫収入があったため、当局は銀行からの借入れを減少し、銀行の貸出に影響を与えた。2013年12月の銀行貸出及び投資は前月の+5.66%から+4.62%に下降した」と説明した。

 2013年12月末の金融機関全体の預金残高は前月比1,270億元増加の3.5兆元となった。2013年通年では1.76兆元の増加となった。
銀行関係者は、「域内の資金が氾濫しており、預金が増加している一方で、資金の運用は銀行にとって大きな難題となるほか、金利の引き上げも困難である」と述べた。

 M1bは自由度の高い資金から成り立っており、株式市場の資金動向とみなされている。2013年12月のM1b伸び率が下降したにもかかわらず、陳副処長は、「M1bの預金残高が13.3兆元に達し、過去最高となり、資金状態は潤沢である」と述べた。
株式投資動向に関連している2013年12月の証券振替決済預金残高は前月比104億元増加の1.3兆元となった。これは個人投資家が株式市場に自信を持ち、投資資金を充分に準備していることを示している。

 2013年通年のM1b及びM2びの伸び率(期中平均ペース)はそれぞれ同+7.27%、+4.78%となった。M2の伸び率は中央銀行のM2目標レンジ(2.5%~6.5%)の中間値(4.5%)を上回った。




金融動向表[PDFファイル]  [55KB]