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2013年 3月 12日作成

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 中央銀行は2月27日、最新のマネーサプライを発表した。それによると、2013年1月のM1aの伸び率は+5.94%となった。銀行の貸出及び投資が伸び悩みとなり、加えて昨年の旧正月が1月であり、資金に対する需要が増大したことにより基準値が高まったことから、株式市場の資金動向を反映するM1bの伸び率は+3.97%と4ヶ月連続の上昇を終え、下降となった。M2の伸び率は▲2.99%となった。陳一端・中央銀行経済研究処副処長は、「基準値調整後のM1b及びM2の伸び率はそれぞれ+5.75%、+3.42%となった。昨年10月からM1bの伸び率がM2の伸び率を上回り、ゴールデンクロスを呈しており、当面の市場資金供給は潤沢である。且つ今年の旧正月は2月であるため、2月に公布するM1bの伸び率は下げ止まり回復するだろう」との見方を示した。

 株式市場の資金動向に関連する1月の外国人による台湾元建て預金残高は1,900億元であり、1月末の証券振替預金残高は1.21兆元となった。また、外貨預金は2.9兆元と引き続き過去最高を記録している。これについて、陳副処長は、「企業による年末ポーナスの支給や資金調達のため、続々と資金を国内に送金したことは外貨預金の増加につながった」と分析している。

 1月の郵便貯金残高は5兆元の大台を突破し、過去最高となった。このうち、中央銀行への預金額は2.6兆元となった。これについて、陳副処長は、「郵便貯金外為法」の規定によると、郵貯資金の運用余地が狭いため、資金を中央銀行の口座に預けることとなっている。昨年同期の郵貯額が僅か4.8兆元であり、ここ1年間で2,000億元の大幅増となり、国内資金が氾濫していることを反映している」と述べた。



金融動向表[PDFファイル]  [60KB]