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2013年 4月 2日作成

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 中央銀行は3月26日、最新のマネーサプライを発表した。それによると、2月のM1aの伸び率は+10.26%となった。株式市場の資金動向を反映するM1bの伸び率は+5.66%となった。M1bの伸び率は2012年10月からM2の伸び率を上回り、ゴールデンクロスを呈しており、今年の2月はさらにここ17ヶ月以来の最高水準となり、引き続きM2の伸び率(+3.53%)を上回っている。

 国内外為指定銀行(DBU)による人民元業務は2月6日から開始したことから、2月の銀行外貨預金残高は前月比392億元増加の2,976億元と統計開始以来の最高水準となった。中央銀行の統計では国内全体のDBUによる人民元預金残高は134億元に上った。

 陳一端・中央銀行経済研究処副処長は、「過去において、旧正月期間中の外貨預金が若干減少していたが、今年は増加した原因は主に、人民元預金の増加によるものである。全体からみると、銀行の外貨預金は依然として米ドルを中心となっており、2月の外貨預金の増加は居住者が資産配置の選択肢として人民元預金を加えたためである」との見方を示した。

 外貨預金のほか、2月の定期預金残高及び郵便貯金残高はそれぞれ13.02兆元、5.06兆元と双方とも過去の最高水準となった。

 2月の外資純流入額は18.36億米ドルとなった。これについて、陳副処長は、「外資資金は殆ど株式市場に投資していることから、株式市場の資金動向に関連する2月の外国人による台湾元建て預金残高は前月比7億元微増の1,907億元となった」と述べた。


金融動向表[PDFファイル]  [60KB]