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2013年 9月 2日作成

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 経済部が8月23日に発表した最新の工業生産動向によると、7月の工業生産指数は105.83、前年同月比+2.07%と指数として過去二番目の高水準となった。このうち、製造業生産指数は前年同月比+2.00%と5ヶ月連続のマイナスを終了し、プラス成長となった。日米経済成長が次第に回復したため、8月の生産指数は引き続き安定した成長となる見通しである。

 楊貴顕・経済部統計処副処長は、「製造業生産が5ヶ月連続のマイナスからプラス成長に転じたことは主に、ハイエンド半導体生産が引き続き拡大していること、鋼鉄工場の定期点検前の増産、石油価格の上昇による石油化学原料への需要増加、半導体、鋼鉄、石油化学などの主力産業ともに増産したことによるものである」と説明した。

 電子部品業は同+4.68%となった。これは主に、中低階級モバイル新商品の市場開拓がウェハーに対する需要を押し上げたことによるものである。基本金属業は同+11.56%の大幅増となった。化学材料業は同+6.66%となった。一方、コンピュータ電子商品及び光学製品業は同▲14.0%、機械設備業は同▲9.38%となった。これについて、楊副処長は、「機械設備業の生産下降は、主に世界景気の減速によるものである。日本は、円安効果の恵みを受けているにもかかわらず、上半期の精密機械業は▲21.7%と台湾の減少幅より大きかった」と分析している。

 今後を展望すると、楊副処長は、「日米経済の成長力が次第に回復し、欧州経済も好転する兆しは新興市場の伸び悩みを補填し、加えてモバイル産品の新発売が引き続き行われており、中国の10月1日からの長期連休に向けての在庫調整などは電子部品業の供給チェーンに活性化を与えているほか、鋼鉄工業の定期点検前の増産、中国石油の第3ナフサーの試運転が製造業生産の回復にプラスとなることから、8月の生産年増率が安定した成長趨勢となる見込み。1~7月の製造業生産指数は前年同期比+0.4%となり、昨年の8~12月の指数平均は100.79であったこと、当面の世界景気の情勢からみて、今年の製造業生産はプラス成長に転じる」との見方を示した。


工業生産指数の前年比伸び率(製造業種別)[PDFファイル]  [76KB]