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2014年 6月 13日作成

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 中央銀行は5月5日に最新の外貨準備高統計を発表した。それによると、外資資金が株式市場に投資したことが3月の外貨準備高を押し上げたことから、4月末の外貨準備高は前月比22.96億米ドル増加の4,214.95億米ドルと5ヶ月連続して最高記録を更新した。世界ランキングでは、中国(第1四半期では前期より1,268億米ドル増加の3兆9,481億米ドル)、日本(3月末は前月比89億米ドル減少の1兆2,793億米ドル)、ロシア(ウクライナの政治衝突により4月25日までは前月比34億米ドル減少の4,827億米ドル)に次いで4位を維持した。

 中央銀行の官員は、「4月末の外貨準備高が増加した原因は主に、外貨準備の運用による収益の増加及びユーロの対米ドルレートの上昇による帳簿上資産価値の増加によるものである。4月のユーロの対米ドルレートの上昇は+0.36%。イギリスポンド及びカナダドルは+1%に近い、日本円+0.46%の上昇となった」と説明した。「ここで注意すべきことは、4月末の外資による株式・債券保有額(時価ベース)及び台湾元預金残高は前月比103億米ドル増加の2,681億米ドルと過去最高となった。外貨準備高に対する割合は64%と2011年1月(66%)以来の最高となった。これは外資が流入し、確実に株式市場に流入したことを示している。これは市場及び店頭取引センターの市場価値の増加に反映してくるが、引き続き密切に注意を払う」と強調した。

 金融関係者は、「外貨準備高が前月より22.96億米ドル増加したにもかかわらず、外資の流入額に比べ遥かに少なかったことは、中央銀行がホットマネーの持続流入に対し、為替レートの市場介入を行わなかったことを反映している。統計によれば、4月の台湾元の為替レートは+0.83%となった。市場において、米ドルに対する需要は主に輸入業者の海外費用支払い及び銀行、生保の海外投資である」と述べた。



外貨準備高・為替レートの推移[PDFファイル] [59KB]