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2014年 5月 7日作成

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 中央銀行は4月3日に最新の外貨準備高統計を発表した。それによると、外資が7ヶ月連続の純流入となったことから、3月末の外貨準備高は前月比12.21億米ドル増加の4,191.99億米ドルと引き続き過去最高を更新した。今年1~3月の外貨準備高は23.88億米ドルの増加となった。3月の外資資金は32.47億米ドルの純流入となり、うち株買越し額は721億米ドルとなった。

 世界ランキングでは、中国、日本、ロシア(3月末4,866億米ドル)に次いで4位を維持した。3月のロシアの外貨準備高は前月比67億米ドルの減少となり、1~3月の累計では219億米ドルの減少となった。ウクライナの政治衝突が引き続きロシアに影響を与えれば、台湾とロシアとの差額は次第に縮小される見込み。一方、貿易ライバルの韓国は、3月末の外貨準備高は前月比25.5億米ドル増加の3,543.4億米ドルとなった。

 中央銀行の統計によると、3月末の外資による株式・債券保有額(時価ベース)及び台湾元預金残高は前月比95億米ドル増加の2,578億米ドルとなり、外貨準備高に対する割合は61%とここ33ヶ月以来の最高となった。

 顔輝煌・中央銀行外為局副局長は、「3月の外貨準備高が増加した原因は主に、外貨準備の運用による収益の増加及びユーロの対米ドルレートの上昇による帳簿上資産価値の増加によるものである」と説明した。

 銀行関係者は、「外資が域内市場に対し強いマインドを持っており、3月は大量の外資資金が流入し、株式市場に投資したことが3月の外貨準備高を押し上げた。一方、米国量的緩和策の規模は引き続き縮小しているため、今後は引き続き規模縮小後の影響を観察する必要がある」と説明した。



外貨準備高・為替レートの推移[PDFファイル] [60KB]