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2014年 7月 3日作成

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 中央銀行は6月5日に最新の外貨準備高統計を発表した。それによると、5月末の外貨準備高は前月比1.56億米ドル増加の4,216.51億米ドルと6ヶ月連続して最高記録を更新した。世界ランキングでは、中国、日本、ロシアに次いで4位を維持した。主要貿易ライバルの韓国の5月末の外貨準備高は前月比50.7億米ドル増加の3,609.11億米ドルとなった。

 5月の外資純流入額が30億米ドル以上となったことは外貨準備高が増加した主な原因となった。一方、外資流入及び外貨準備高の固定利息を除いた場合、外貨準備高の増加幅は予想より下回った。これについて、中央銀行の官員は、「これはユーロ(▲1.43%)、イギリスポンド(▲0.43%)などの対米ドルレートの下落に伴う換算後の資産価値の減少によるものである」と説明した。

 ここで注意すべきことは、外資の純流入累計額は1,894.62億米ドルとなり、5月末の外資による株式・債券保有額(時価ベース)及び台湾元預金残高は2,853億米ドルで、外貨準備高に対する割合は68%と金額、比重ともに統計開始以来の最高水準となった。これは、ここ数年来、外資が域内株式市場に積極的に投資していることを反映している。

 中央銀行の官員は、「5月の外資流入は申告用途に従って株式市場に投資されている。株式市場の活況により、株価指数は9,000ポイントを超えていることは、外資による株式・債券保有額(時価ベース)及び台湾元預金残高の大幅増をもたらしており、外貨準備高に対する割合も68%に上り、過去最高となった」と指摘した。



外貨準備高・為替レートの推移[PDFファイル] [60KB]