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2015年 2月 2日作成

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 中央銀行は12月5日に最新の外貨準備高統計を発表した。それによると、米ドル以外の主要貨幣の対米ドルレートが下落したことから、11月末の外貨準備高は4,214.66億米ドルと前月より0.10億米ドルの減少となった。国際原油価格の下落が持続しているため、11月の外貨準備高はロシアを上回ると予測されている。

 11月の外資による株買い越し額は958.10億元、外資による株式・債券保有額(時価ベース)及び台湾元預金残高は前月比69億米ドル増加の2,943億米ドルで、外貨準備高に対する割合を10月の68%から70%に引き上げた。

 中央銀行の官員は、「国際原油価格の持続的な下落により、ロシア国内の資金を海外に送金する現象が11月まで広がると見込まれ、。中央銀行の統計によると、ロシアの11月末の国際準備金(外貨準備、IMFリザーブポジション、SDR、金準備金などを含む)は前月比81億米ドル減少の4,205億米ドルとなったことから、まだ公表されていないロシアの11月末の外貨準備高が減少し、台湾の外貨準備高を下回ることはほぼ確定である」との見方を示した。

 金融監督管理委員会の統計によると、11月の外資純流入額は27.35億米ドルと3ヶ月連続の純流出が終わり、純流入に転じたものの、外貨準備高は増加せず減少となった。これについて、中央銀行の官員は、「11月は米ドルレートの強みが持続し、米ドル以外の主要貨幣の対米ドルレートは軒並み下落し、ユーロ(▲1.03%)、イギリスポンド(▲1.92%)、オーストラリアドル(▲3.62%)、日本円(▲5.93%)、人民元(▲0.51%)などは中央銀行の外貨準備高に影響を与えている。また、アジア近隣国の外貨準備高も米ドル高の影響を受けており、例えば、日本の11月末の外貨準備高は前月比33億米ドル増加の1兆2,075億米ドルとなったが、韓国は前月比6億米ドル減少の3,528億米ドルとなった。また、ロシアのほか、石油産出国のサウジアラビアの10月末の外貨準備高は前月比23億米ドル減少の7,283億米ドルとなった」と指摘した。



外貨準備高・為替レートの推移[PDFファイル] [60KB]