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2015年 2月 16日作成

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 中央銀行は1月26日、最新のマネーサプライを発表した。それによると、2014年12月のM1aの対前年比伸び率(期中平均ベース)は+7.62%。M1bの対前年比伸び率は+6.90%と5ヶ月連続の下降で、ここ20ヶ月以来の最低とここ3年間での最長の下落期間となった。一方、M2の対前年比伸び率は+5.85%に上昇し、M1bの対前年比伸び率との差は1.05ポイントまで縮小し、ここ23ヶ月での最小となった。

 株式市場への資金の動向とみなされるM1bの対前年比伸び率は、2012年10月から2014年12月までM2の伸び率を27ヶ月連続して上回る「ゴールデンクロス」を呈してきたが、2014年上半期から両差の差は次第に縮小し、11月がここ半年での最低となり、12月はさらに1.05ポイントまで縮小し、今後M1bの対前年比伸び率が引き続き下降すれば、早ければ1ヶ月以内にゴールデンクロス(M1b がM2を上回る)からデットクロス(M1bがM2を下回る)に逆転すると見込まれている。

 中央銀行の官員は、「2014年12月のM1bの対前年比伸び率が下降した原因は、主に外資の純流出(6.14億米ドル)、企業の普通預金が+6.90%と2ヶ月連続の下降となったことによるものである。一方、銀行の貸出及び投資の増加から、M2の対前年比伸び率は+5.85%と2ヶ月の上昇となった」と説明した。また、本人は、「M1bの対前年比伸び率の変動は昨年基準値が主要因であり、株式市場動向及び外資の流出入が次の要因となる。2014年のM1bの対前年比伸び率及びM2の対前年比伸び率はそれぞれ+7.96%、+5.66%となった。M2の対前年比伸び率が中央銀行の目標レンジ範囲内(2.5~6.5%)の上位にあることは、主に2014年の外資純流入額159.32億米ドルが2013年の131.81億米ドルを上回ったことによるものである」と指摘した。

  


(註)
*M1a:通貨発行額。企業・個人(非営利団体含む)の小切手預金および非定期性預金残高の総額。
*M1b:M1aに個人の非定期性積立預金残高を加えたもの。
*M2:M1bに企業・個人の定期性預金残高、外貨預金、外国人による台湾元建て預金残高などを加えたもの。



金融動向表[PDFファイル]  [55KB]