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2014年 9月 4日作成

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 中央銀行は8月25日、最新のマネーサプライを発表した。それによると、7月のM1aの対前年比伸び率は+8.61%、M1bの対前年比伸び率は+7.65%と前月と比べて伸び率が増加し、2ヶ月連続の下降から脱した一方、M2の対前年比伸び率(期中平均ベース)は+5.63%と3ヶ月連続の下降となった。M1bの伸び率がM2の伸び率を上回るポイントは先月の1.72ポイントから2.02ポイントに拡大した。M1bの対前年比伸び率が上昇したことは、株式市場の資金が依然として潤沢であることを示している。1~7月のM1b及びM2の対前年比伸び率はそれぞれ+8.53%、+5.85%となった。

 中央銀行の官員は、「M1bの対前年比伸び率が上昇した原因は、主に株式市場の活況及び普通預金の大幅増によるものである。一方、M2の対前年比伸び率が3ヶ月連続の下降となり、ここ5ヶ月以来の最低となった原因は、主に外資の純流入が減少したことによるものである」と説明した。

 株式市場の資金源とみなされるM1bの対前年比伸び率は、2012年10月から今年7月までM2の伸び率を22ヶ月連続して上回った。両者の差は6月に2ポイントを割ったものの、7月に2ポイント以上に戻った。現状をみると、市場資金が潤沢であり、8月の上場・店頭会社による現金配当はM1bの対前年比伸び率の上昇にプラスとなり、株式市場に引き続き原動力を与えることとなる。

 金融関係者は、「7月の株式市場は活況を見せ、9,593ポイントまで上昇し、単月の株価平均指数も9,474ポイントまで上がり、7月の平均取引高は1,115億元となった。年末に選挙の盛り上がり効果により10,000ポイントまで上昇すると見込まれ、個人投資家の投資を牽引している」との見方を示した。

 中央銀行の官員は、「7月の外資純流入額は6月に比べ半減したが、現金配当のため、外国人による台湾元建て預金残高は増加し、7月末の外国人による台湾元建て預金残高は2,314億元とここ1年以来の最高となった。これは現金配当された外資が海外に大量に送金しておらず、台湾元建て口座にストックし、台湾株式市場に投資する可能性が高いことを示している」と説明した。


(註)
*M1a:通貨発行額。企業・個人(非営利団体含む)の小切手預金および非定期性預金残高の総額。
*M1b:M1aに個人の非定期性積立預金残高を加えたもの。
*M2:M1bに企業・個人の定期性預金残高、外貨預金、外国人による台湾元建て預金残高などを加えたもの。




金融動向表[PDFファイル]  [60KB]