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2015年 2月 16日作成

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 経済部は1月23日、最新の工業生産動向を発表した。それによると、モバイル新商品発売の好調から、2014年の工業生産指数は106.56、前年同月比+6.14%となった。製造業生産指数は106.67、前年同月比+6.41%となり、両方とも2011年以来最大の増加幅となった。

 今後の展望について、楊貴顕・経済部統計処副処長は、「2015年第1四半期の工業生産は2013年第3四半期以来の成長基調を維持する。2015年1月の工業生産指数は2014年12月より下降するものの、通年ではプラス成長を守ることができる。過去の趨勢からみると、モバイル新商品の持続発売、スマート技術の活用は半導体、プリント基板、コンピュータ設備などの生産力を下支え、加えて自動車、機械、鋼鉄などの増産は石油化学、精油産業減産の衝撃を補填することができる」と分析している。また、本人は、「当面の生産面において、好材料がまだ見られていないものの、国際間の産業競争、特に対外貿易及び生産動向を直ちに牽引するだろう日本・韓国との競争に注意を払う必要がある」とみている。

 旧正月前の在庫調整による増産の恩恵を受け、統計処は、「2014年12月はハイエンド半導体の出荷旺盛、通信産品の組み立て委託の増加から、12月の製造業は前年同月比+7.29%となった。このうち、電信産品の受注旺盛がハイエンド半導体の出荷好調をもたらし、ウェハーの受託生産、プリント基板などの生産量を押し上げたことから、2014年12月の電子部品業は同+12.88%と5ヶ月連続して二桁の成長となった。通年では電子部品業及びIC業の生産指数も過去最高となった」と説明した。

 なお、これについて楊副処長は、「2014年12月のコンピュータ電子産品及び光学製品業、機械設備業はそれぞれ+18.01%、+15.03%と両方とも7ヶ月連続して二桁の成長となった。タッチパネル、装着式装置新商品の持続発売、自動化生産設備に対する需要増加、年末の在庫調整による増産などから、機械設備業は2014年第4四半期において良い事績を収めた」と説明した。

 2014年12月の基本金属業は機械・自動車など川下産業の生産の旺盛、2013年同期の鋼鉄工場のボイラー定期点検による基準値の低下から、同+6.10%となり、2014年通年では102.9、同+4.06%と指数としては過去最高となった。





工業生産指数の前年比伸び率(製造業種別)[PDFファイル]  [75KB]