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2014年 8月 6日作成

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 経済部が7月23日に発表した最新の工業生産動向によると、6月の工業生産指数は107.93、前年同月比+8.63%と2011年4月以降最大の増加幅となった。製造業生産指数は108.13、前年同月比+8.93%と5ヶ月連続のプラス成長となったほか、指数としては過去3番目の高水準となった。また、第2四半期の工業生産指数は107.52、前年同月比+6.43%となった。

 そのうち、製造業における生産指数は107.95、同+6.71%とそれぞれ過去の最高水準となったほか、昨年第3四半期からの好調を持続し、2011年第2四半期以降最大の増加幅となった。第3四半期はさらに活況すると経済部はみている。

 電子部品業について、楊貴顕・経済部統計処副処長は、「6月の電子部品業は同+13.05%となった。旧正月の季節要因を除いた場合、2012年12月以降最大の増加幅となった。これは主に、モバイル装置市場からの力強い需要やスマート技術の応用の拡大が、ウェハーの受託生産、ICパッケージなどの持続増産をもたらし、加えてLEDチップに対する需要が増加したことなどによるものである」と指摘している。6月のIC産業は同+11.54%と電子部品業の成長に大きく寄与した一方、パネル業は中国、韓国の競争により、同▲4.66%となった。

 また、統計処は、「世界景気が安定的に回復し、国際自動車市場の好転に伴う業者の機械設備投資への需要の増加、次々と新登場するモバイル装置、NB及びPC市場の回復、クラウド・コンピューティングやインターネットを活用した物流などの応用が情報通信電子産業の成長を下支えている」と指摘した。

 今後の展望について、楊副処長は、「第3四半期は、電子産業の生産ピーク時期であるため、7月及び第3四半期の製造業の持続増産について楽観視しているが、石油化学工場は定期点検に入り、製造業生産に大きな変動を与える」と分析している。

 また、経済部は、「海外から資材を輸入していた大陸産業の供給チェーンの現地化、中韓FTA交渉の加速化、新興市場の伸び悩み、情報電子市場の過激な競争などは台湾の生産にマイナス要因として影響することから、注意を払う必要がある」との見方を示した。





工業生産指数の前年比伸び率(製造業種別)[PDFファイル]  [76KB]