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2014年 10月 30日作成

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 経済部は10月23日、最新の工業生産動向を発表した。それによると、9月の工業生産指数は109.10、前年同月比+10.30%となった。製造業生産は前年同月比+11.03%となった。春節の季節要因を控除した工業生産及び製造業生産はそれぞれ2011年4月以来最大の増加幅となった。また、電子部品業生産指数は、i phone新商品の発売及び液晶テレビに対する需要増加から、132.47と3ヶ月連続して過去最高となった。

 9月の電子部品業生産指数が3ヶ月連続して過去最高となったのは、主に国際ブランドのモバイル装置の新商品発売の好調、ハイエンドで安価なスマホの出始めがウェハーの受託生産、ICパッケージ、プリント基板などの増産をもたらしたことによるもの。また、LEDチップの生産拡大、高精細画素テレビの売上回復、18ヶ月連続して減産していた9月のパネルがようやくマイナスからプラス生産に転じたことや市場のニーズに応じた大型パネルの増産から、電子部品業は同+19.59%となった。

 楊貴顕・経済部統計処副処長は、「9月のモバイル措置及び光学商品の生産は明らかに増加し、加えてパソコンの買い替えブーム及びクラウド・コンピューティングの活用はノートパソコン、設備及び部品、サーバーなどの生産拡大をもたらした」と述べた。また統計処は、「モバイル新商品の発売の恩恵を受けたのは、ほかにコンピュータ・電子産品及び光学製品業がある」と述べた。

 一方、ラード問題が食品製造業に大きく影響を与えたことについて、統計処は、「廃油混入ラード問題が発生したことから、9月の食品業は▲1.61%となった。このうち、大豆油以外の食用油脂及びその製品の生産量は3割の大幅減と最大の減少となった。インスタントラーメンや麺類食品の生産量も▲25.58%となった。クッキー及びその他焼き・蒸し食品はそれぞれ▲13.08%、▲11.17%となった」と指摘した。

 楊副処長は、「一部の業者はラード問題の影響を受けたり営業禁止されており、加えて市場の買気がやや落ち込んでいることから、業者の生産状況は確実に保守的となった。このうち、食用油脂及びその製品の生産は前年同月比3割の減産となり、クッキー、麺類など食品業も影響が及んでおり、大きな損失を抱えた」と分析した。





工業生産指数の前年比伸び率(製造業種別)[PDFファイル]  [76KB]