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2014年 6月 13日作成

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 行政院主計総処は5月6日に、最新の物価調査結果を発表した。それによると、豚肉、鳥肉、米、ミルクなど食物価格値上がりの影響を受け、4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比+1.65%とここ14ヶ月以来の最高となった。このうち、外食価格は同+3.03%となり、17項目の重要民生物資は同+6.31%とそれぞれここ62ヶ月以来の最高となった。一方、前月比では、鶏肉価格▲1.54%、豚肉+0.92%の微増となった。今年年初からの上昇趨勢が次第に緩やかとなった。

 蔡鈺泰・総合統計処副処長は、「4月のCPIは+1.65%の上昇となった原因は主に食物価格の値上がりによるものであり、食物類価格の値上がりは豚肉、鶏肉価格の上昇(両方とも一割以上の上昇)によるものである。一方、食物類を除いた消費者物価(CPI)は同+0.49%と安定した上昇となった」と説明した。

 主計総処の官員は、「4月の消費者物価の上昇には食物類価格の値上がりによる寄与度が8割以上に達し、すなわち、食物類以外の商品価格の上昇幅は微小であり、このうち、スマホ、車両検査費、パソコン、デジカメ、ランプ、スマホ通話料などは軒並み▲5%以上の下落となった」と述べた。

 行政院物価安定チームが監視している米、豚肉、鶏肉、醤油、パン、サラダ油などの17項目の重要民生物資は同+6.31%とここ62ヶ月以来最大の上昇幅となった。うち豚肉及び鶏肉価格の値上がりは消費者物価の上昇を押し上げた主因となっている。一方、同民生物質のシャンプー、風呂用品、歯磨き、トイレットペーパ、洗剤、サラダ油及び小麦粉の7項目は下落となった。

 蔡・副処長は、「17項目の重要民生物資価格が過去最高となったほか、CPI指数の1割ほど占める外食価格も+3.03%とここ62ヶ月以来の最高となった。また、個別品目別では、370項目うちの3分の2の項目が前年同月比で上昇したため、物価の上昇は国民に強く感じさせた。」と説明した。



物価動向表[PDFファイル] [57KB]