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2014年 8月 6日作成

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 経済部は7月23日、最新の商業動態統計を発表した。それによると、6月の商業営業額(卸売、小売及び飲食レストラン業)は1兆2,337億元、前年同月比+4.14%と、10ヶ月連続のプラス成長となった。上半期の累計では、7兆1,154億元と過去最高となった。

 経済部は、「就労情勢の改善、株式市場の活況による資産の増加、加えて安価食堂及び新しい販促などが内需の成長を押し上げた」と分析している。

 商業営業額が10ヶ月連続のプラス成長となったことについて、楊貴顕・経済部統計処副処長は、「当面の内需は温暖成長であるが、旺盛状態には至っていない。経済部の定義によると、商業営業額の年増率は8%~10%で、且つ1季以上持続しなければ、「過熱」とは言えない」と述べた。

 スマホ、パソコン、液晶テレビなどの需要増加の恩恵を受け、加えてステンレス、鉄筋など建築材料の輸出増加から、6月の卸売業営業額は8,654億元、前年同月比+3.65%となった。6月の小売業営業額は、ワールドカップによる需要増加及び自動車市場の販売好調から3,330億元、前年同月比+5.49%となった。また、観光ブーム及び消費控えの鬼月(旧暦7月)前の結婚ピークから、6月の飲食レストラン業営業額は353億元、前年同月比+3.81%となった。
経済部は、「6月の卸売業が過去同月2番目の高水準となり、小売業、飲食レストラン業とも過去同月の最高となった」と指摘した。

 小売業の中で特に伸びが著しい自動車・バイクについて、経済部は、「景気好転、株式市場の活況、新車の安全規格の向上及び販促が自動車の買い替えブームをもたらしたことから、6月の自動車・バイクの小売業営業額は542億元、前年同月比+17.8%と2013年9月以降10ヶ月連続のプラス成長となったほか、金額としては2011年2月以降の最高となった。これから旧暦7月前の自動車販促大戦」に入り、業者が強力な販促を行うため、来月はさらに芳しい業績を押し上げる」と指摘した。

 小売業は今年の3月から平均増加率が4%に達し、また飲食レストラン業も安定した成長を維持している。7月は衣服、中元節の需要増に向かう卸売業のピークであるとともに、夏休みの到来もあり、小売業及び飲食レストラン業は好調となると見込まれている。


*M1b:M1aに個人の非定期性積立預金残高を加えたもの。
*M2:M1bに企業・個人の定期性預金残高、外貨預金、外国人による台湾元建て預金残高などを加えたもの。




商業動態表[PDFファイル]  [66KB]