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更新日時

2015年 10月 7日作成

休所お知らせ
Visa Applications Before and After the New Year & Lunar New Year Holidays
January 23rd (Thu) is the last day for visa applications before the Lunar New Year Holidays.
Our office is closed from January 27th (Mon) to January 31st (Fri).
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 中央銀行は9月4日に最新の外貨準備高統計を発表した。それによると、8月の外資流出が拡大したにもかかわらず、8月末の外貨準備高は前月より28.35億米ドル増加の4,247.91億米ドルとなった。顔輝煌・中央銀行外為局長は、「8月は、世界の株式市場が軒並み暴落し、米ドル以外の世界通貨が次々と下落したものの、ユーロ、日本円相場は上昇した。同行はリスクヘッジのために、外貨準備高の中にユーロや日本円を保有し、米ドル換算後の資産価値が増加していることから、8月の外貨準備高の増加は主に外貨準備高の投資運用益の増加、及びユーロなど主要貨幣の対米ドルレートの上昇(8月ユーロ+2.59%、日本円+2.49%)による換算後の資産評価額の増加によるものである。」と説明した。

 近年、中央銀行の国庫納付金は約1,800億元以上で、歳入の1割を占めている。8月の外資流出額が34.84億米ドルに上り、月当たりではここ47ヶ月の最高となったほか、3ヶ月連続の流出となり、累計90.77億米ドルの流出額となったにもかかわらず、6~8月の外貨準備高は次第に増加し、8月は過去最高となった。

 8月の世界株式市場の暴落に対し、台湾も外資資金の撤退を避けられず、現金配当などの海外送金額は30億米ドル強となった。中央銀行の統計によると、8月の外資による株式・債券保有額(時価ベース)及び台湾元預金残高の合計は2,507億米ドルとなり、外貨準備高に対する割合は59%とここ18ヶ月の最低となった。外貨準備高に対する割合は、5月の過去最高(3,225億米ドル、占め率77%)から6月、7月、8月の3ヶ月の合計で718億米ドル減少した。

 顔局長は、「アジア主要貨幣のレートが次々と下落し、株式市場も大幅に下方修正されたものの、1997年或いは2008年のような包括的な金融危機を発生せず、同行としては随時対応策を考えており、市場の安定を守る一定の力を持っている」と発表した。




外貨準備高・為替レートの推移[PDFファイル] [60KB]