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2017年 6月 29日作成

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 中央銀行は5月24日、最新のマネーサプライを発表した。それによると、4月のM1bの対前年比伸び率は+4.21%とここ4年3ヶ月の最低水準となった。M2の対前年比伸び率+3.63%となり、M1bの対前年比伸び率を下回るゴールデンクロスが20ヶ月続き、4月の株価指数の月平均は9,801ポイントとここ17年2ヶ月の最高となり、10,000ポイント台の維持を期待できると見込まれている。ただし、M1bとM2の差は0.58ポイントに縮小し、ここ17ヶ月の最小となった。
 中央銀行の官員は、「4月のM1b及びM2の対前年比伸び率がそれぞれ下降したことは、主に外資純流入の減少(4月12.74億米ドル)によるものである。このうち、M1bの対前年比伸び率の下降は主に、普通預金及び証券振替決済預金残高の減少によるものであり、M2の対前年比伸び率の下降は主に、銀行貸出しの増加が外資流入の減少に相殺された(▲0.01ポイント減)ことによるものである」と説明した。
 1~4月のM1b及びM2の対前年比伸び率平均はそれぞれ+4.97%、+3.64%となった。これについて、中央銀行の官員は、「1~4月のM2の対前年比伸び率平均は主計総処が予測した今年の経済成長率+1.92%と消費者物価指数(CPI)+1.08%の合計を上回り、市場資金が潤沢であることを示し、株式市場への資金供給にプラスとなる。また、4月の株式市場について、月当たりの株価移動線が引き続き上昇し、10,000ポイント台に立ち上がっていないものの、外資及び個人投資家による大量投資の趨勢となっている。4月の外国人による台湾元建て預金残高は前月比43億元減少の1,795億元となった。個人投資家を代表する証券振替決済預金残高は前月比234億元減少の1兆5,850億元となり、資金が株式市場に投資していることを明確に示している」と述べた。
 統計によると、4月の外貨預金は前月比1,226億元大幅増の5.33兆元と6ヶ月連続の増加となり、過去最高となった。中央銀行の官員は、「これは主に、今年に入り台湾元対米ドルレートの強みが民衆の外貨建て理財配置の意欲を持ち上げたことや業者の売掛収入や企業の資金調達の貨幣調整によるものである」と説明した。
中央銀行の官員は、「世界金融市場には依然として不確定要素が多く存在しているため、金融機関及び民衆は保守的且つ流動性の高い商品を好み、市場資金は引き続き緩和的である」と述べた。
 4月の超過準備純額は3月の504億元から514億元に増加し、依然として昨年以来の高水準を守っている。特に1~4月の超過準備純額は平均526億元に達し、2010年以来同期の最高となった。


                                            
(註)
*M1a:通貨発行額。企業・個人(非営利団体含む)の小切手預金および非定期性預金残高の総額。
*M1b:M1aに個人の非定期性積立預金残高を加えたもの。
*M2:M1bに企業・個人の定期性預金残高、外貨預金、外国人による台湾元建て預金残高などを加えたもの。




金融動向表[PDFファイル]  [61KB]