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2017年 4月 26日作成

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 中央銀行は2月24日、最新のマネーサプライを発表した。それによると、1月のM1bの対前年比伸び率は+6.05%とM2の対前年比伸び率+3.27%(ここ4年間の最低)を上回り、ゴールデンクロスが16ヶ月続いた。両者の差は2.33ポイントまで拡大した。

 中央銀行の官員は、「1月のM1bの対前年比伸び率が上昇した原因は、主に旧正月前による資金需要の増加といった季節要因、及び外資純流入の増加によるものである。M2の対前年比伸び率が下降した原因は、主に外貨預金の伸び悩み、台湾元の対米ドルレートの上昇に伴う米ドル換算後の資産評価額の増加によるものである。2016年通年のM1b及びM2の対前年比伸び率は、それぞれ+6.33%、+4.51%で目標レンジ2.5%~6.5%範囲内となった」と述べた。

 1月の外資純流入額は26.45億米ドルとなり、株式市場への投資が拡大しており、また1月の外国人による台湾元預金残高は1,629億元に減少し、前年同月比▲18.63%となったことから、株式市場の資金が依然として潤沢であることを反映している。2月の外資流入額について、月初めの6日間で17.82億米ドルとなったため、2月の外資純流入額は30億米ドル超となり、株価指数の上昇にプラスとなると見込まれている。




(註)
*M1a:通貨発行額。企業・個人(非営利団体含む)の小切手預金および非定期性預金残高の総額。
*M1b:M1aに個人の非定期性積立預金残高を加えたもの。
*M2:M1bに企業・個人の定期性預金残高、外貨預金、外国人による台湾元建て預金残高などを加えたもの。





金融動向表[PDFファイル]  [60KB]