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2017年 6月 29日作成

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 中央銀行は6月22日、最新のマネーサプライを発表した。それによると、普通預金の伸びが緩やかとなったため、5月のM1bの対前年比伸び率は+3.94%となった。一方、5月の外資純流入額が21.69億米ドルと引続き流入していることから、M2の対前年比伸び率は+4.07%となり、21ヶ月ぶりにM1bの対前年比伸び率を上回るデットクロスに転じた。デットクロスとなったのは29ヶ月前で、8ヶ月連続で続いた。
 株価指数は6月から10,000ポイント台に立ち上がり、引き続き上昇基調となっているにもかかわらず、株式市場の資金動向を表すM1bの対前年比伸び率はがM2を下回り、デットクロスとなったことについて、中央銀行の官員は、「内外資とも株式投資が活性化したため、「ゴールドクロス」や「デッドクロス」を株式市場の参考指標となる価値は明らかではなくなった」と指摘した。
 1~5月のM1bの対前年比伸び率及びM2の対前年比伸び率はそれぞれ+4.77%、+3.72%となった。中央銀行の官員は、「1~5月のM2の対前年比伸び率平均は主計総処が予測した今年の経済成長率+1.92%と消費者物価指数(CPI)+1.08%の合計を上回ったことは、市場の資金が潤沢で、株式市場への資金供給にプラスとなることを示している。また、5月の株式市場について、月当たりの株価移動線が引き続き上昇し、外資のほかに個人投資家も積極的に大量投資していることから、5月の外国人による台湾元建て預金残高は前月比131億元減少の1,664億元となった。個人投資家を代表する証券振替決済預金残高は前月比80億元増加の1兆5,930億元となった。これらの資金は株投資のチャンスを狙っており、株式市場に充分な資金を供給できることを示している。                                      
(註)
*M1a:通貨発行額。企業・個人(非営利団体含む)の小切手預金および非定期性預金残高の総額。
*M1b:M1aに個人の非定期性積立預金残高を加えたもの。
*M2:M1bに企業・個人の定期性預金残高、外貨預金、外国人による台湾元建て預金残高などを加えたもの。

 

金融動向表[PDFファイル]  [61KB]