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2018年 5月 28日更新

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 中央銀行は11月24日、最新のマネーサプライを発表した。これによると、外資の持続的な流入、株式市場の活況により、10月のM1bの対前年比伸び率は前月比10%ポイント増加の+4.61%に上昇した。M2の対前年比伸び率は前月比5%ポイント増加の+3.85%に上昇し、5ヶ月連続してゴールデンクロス(M2の対前年比伸び率がM1bを下回る)となり、株式市場資金の潤沢を示している。1~10月のM1bの対前年比伸び率及びM2の対前年比伸び率はそれぞれ+4.74%、+3.73%となった。中央銀行の担当官は、「M2の対前年比伸び率は引き続き主計総処が予測した今年の経済成長率及び消費者物価指数の年間増加率の合計を上回り、市場資金が潤沢であることを反映し、マクロ経済環境のニーズに合い、株式市場の活況に有利となる」と述べた。
 10月の外資流入額は10.63億米ドルとなり、株買越し額は441億元となった。国内法人による買越し額は126億元となった。個人投資家の資金規模を表す10月の証券振替決済預金残高は1.76兆元の過去最高額となった。中央銀行の担当官は、「10月の個人投資家による取引高の割合は年初の52.3%から62.3%に上昇した。また、外資や国内法人も多額の投資を行っているため、10月の株取引高(日平均)は1,135億元となり、株価指数(月平均)は10,684ポイントとなった。これらは資金の潤沢状態を反映している」と述べた。
 第3四半期の外資流出額は61億米ドルとなったが、7~10月の現金配当額の計1.3兆元(それぞれ、3,942億元、6,308億元、2,245億元、360億元)のうち、外資が全体の4割を占めるとすると、外資への現金配当額は約166億米ドル以上であることに比べ、流出額は僅か小額であり、百億元以上の外資資金は依然として台湾元建て口座にストックされ、投資の機会を探っている。10月の外国人による台湾元建て預金残高は、株投資のため、前月比369億元減少の1,989億元となり、また、10月の外資が流入に転じたことから、株式市場の活況が期待できる。
 10月の外貨預金残高は前月比706億元増加の5.48兆元で過去最高となった。中央銀行の担当官は、「これは主に、企業の借入や個人の外貨資産が増加したことによるものであり、うち米ドルの割合が高かった」と指摘した。



                                      
(註)
*M1a:通貨発行額。企業・個人(非営利団体含む)の当座預金および流動性預金残高の総額。
*M1b:M1aに個人の非定期性積立預金残高を加えたもの。
*M2:M1bに企業・個人の定期性預金残高、外貨預金、外国人による台湾元建て預金残高などを加えたもの。


 

金融動向表[PDFファイル]  [61KB]