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2018年 5月 28日更新

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 中央銀行は10月24日、最新のマネーサプライを発表した。これによると、株式市場の資金動向とみなされる9月のM1bの対前年比伸び率は+4.51%に低下した。一方、広義のマネーサプライであるM2の対前年比伸び率は+3.80%に上昇し、両者の差は8月の1.36ポイントから0.71ポイントに縮小したものの、4ヶ月連続してゴールデンクロス(株式市場資金の潤沢を表す)となり、株式市場の持続的な活況を維持できると見込まれている。
 個人投資家の資金規模を表す9月の証券振替決済預金残高は8月の1兆7,620億元から1兆7,460億元に減少したものの、引き続き高水準で推移している。9月の株取引高(日平均)は1,143億元と直近5年半で最高となった。
 9月の株取引は、個人投資家による取引高が全体の62.6%占めており、前年同月比+11.7ポイントの大幅増となった。中央銀行の担当官は、「これは主にデイトレード手数料が免除された効果のほか、大口投資家による税制への配慮、世界的な株式市場の活況、市場における潤沢な資金提供によるものである」と説明した。
 個人投資家の投資比率が大幅に増加したことについて、黄・台新コンサルタント社副総経理は国内の資金が戻りつつあり、融資残高をみても特段心配することはないことから、足元の趨勢が持続すれば、年末まで活況を維持できるだろう」との見方を示した。



                                      
(註)
*M1a:通貨発行額。企業・個人(非営利団体含む)の当座預金および流動性預金残高の総額。
*M1b:M1aに個人の非定期性積立預金残高を加えたもの。
*M2:M1bに企業・個人の定期性預金残高、外貨預金、外国人による台湾元建て預金残高などを加えたもの。