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2017年 6月 29日作成

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   経済部は523日、最新の工業生産動向を発表した。それによると、電子部品業による在庫調整、パソコン電子産品の材料不足の影響を受け、4月の工業生産指数は102.05、前年同月比▲0.59%と8ヶ月連続のプラス成長を終了した。このうち、高いウェイトを占める製造業生産指数は前年同月比+0.79%の微増と予想に至らなかった。
   王淑娟・経済部統計処副処長は、「4月は労働日数が3月より減少し、また一部消費性電子産品の販売不調、電子産品の新旧交替時期、供給サプライチェーンの在庫調整があった。4月の工業生産指数はプラスからマイナスに転じたが、製造業生産指数は電子部品業(同+5.34%)の大幅増によりプラス成長を維持し、12ヶ月連続のプラスとなった。電子部品業が在庫調整の時期であるものの、IC業は同+10.97%、液晶パネル及びその部品業は同+14.74%と引き続き二桁の成長を守った」と説明した。
    ここで注意すべきことは、パソコン電子産品及び光学製品は同▲19.93%の大幅減となり、製造業の中では最大の減少幅となった。これについて王副処長は、「SDDフラッシュドライブ)やUSBの材料不足による減産、3月に発売した国産スマホの売上が引き続き減少し、VR(仮想現実)装置の販売も不調となったことが最大の下落幅となった主因である」と説明した。
   その他主要産業について、機械設備業は、工場による生産拡大、自動化設備への世界からの需要旺盛により前年同月比+7.04%となった。自動車及びその他部品業は、部品工場の受注好調に加え、昨年一部工場の設備更新による稼動日数の減少により基準値が低かったため、同+9.69%となった。王副処長は、「化学材料業は軽油分解工場の定期点検により同▲3.49%となった。基本金属業は鋼価格の安定により同+4.38%と9ヶ月連続のプラス成長となった。下半期を展望すると、国際大手工場による電子商品の新発売やインターネット、グラウド・コンピーティング応用の持続的拡大は電子部品業生産力の維持の下支えとなり、その他業種もプラス成長となることから、今年の下半期は楽観視できるが、石油や鋼価格の変動、為替相場の動き、地縁政治問題などの要因は製造業生産に影響を与えるだろう。一方、昨年5月の基準値が高かったため、5月は横ばいとなるだろう」と分析している。 

工業生産指数の前年比伸び率(製造業種別)[PDFファイル]  [75KB]