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2018年 5月 28日更新

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 経済部は9月22日、最新の工業生産動向を発表した。これによると、8月の工業生産指数は115.81、前年同月比+3.25%と4ヶ月連続のプラス成長となり、指数として同月の過去最高となった。これは主に、電子部品業、機械業における海外受注の活況、石油及び鋼鉄価格の上昇により在庫の積み上げが増加したことによるものである。
王淑娟・経済部統計処副処長は、「8月の電子部品業及び機械業は前年同月比それぞれ+4.57%、+14.21%となった。国際原油価格が3ヶ月連続の上昇、スラグ価格が2ヶ月連続の上昇となり、原材料価格も引き続き上昇していることから、今後、川下産業が前倒して出荷する意欲が高まる」とみている。
業者の投資意欲を反映する8月の投資財指数は先月のマイナスから+3%のプラス成長に転じ、旧正月要因を除くと、本年の最高となった。これは主に、生コンクリート、砂利、鉄筋、化学原材料、機械設備への投資が活況となっているためである。
 王副処長は、「モバイル新製品i Phone8の売れ筋が例年ほど良くなかったものの、スマホの部品を台湾から提供しているため、9月の製造業生産指数は+5%に達するだろう」と楽観的にみている。
工業生産指数の9割を占める製造業生産指数は117.21、前年同月比+4.03%と16ヶ月連続のプラス成長となり、指数として同月の過去最高となった。
 パソコン電子産品及び光学製品業はマイナスとなった以外、電子部品業、化学材料、基本金属、機械、自動車及びその部品業はプラス成長となった。電子部品業関連のIC業は199.19、同月で過去二番目の高水準となった。これについて、統計処は、「パソコン電子産品及び光学製品業がマイナスとなった原因は、主に台湾メーカーのスマホ、VR、スマホ腕時計の売上が不調であり、SDD(フラッシュドライブ)が川上の材料不足により減産したことによるものである」と説明した。
 今後の展望について、王副処長は、「中国の十一連休(10月1からの連休)、欧米のクリスマス前の在庫補填が行われることが製造業生産の原動力の維持にプラスとなる。一方、9月は一部の石油化学、鋼鉄工場の定期点検により製造業生産指数は8月より低下するものの、年間増加率はプラス成長を維持するだろう」との見方を示した。

 

工業生産指数の前年比伸び率(製造業種別)[PDFファイル]  [75KB]