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2017年 4月 26日作成

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 経済部は3月23日、最新の工業生産動向を発表した。それによると、世界景気の回復が外需の増加を押し上げ、また昨年2月が旧正月であったため、基準値がやや低かったことから、2月の工業生産指数は95.99、前年同月比+10.64%と7ヶ月連続のプラス成長となった。このうち、製造業生産指数が前年同月比+13.97%となり、鉱業及び土石採取業+13.53%、電力及び燃料業▲27.71%、水道供給業▲3.32%、建築工程業▲44.67%となった。

 王淑娟・経済部統計処副処長は、「製造業生産指数がプラス成長となったことが工業生産指数成長の主力となり、特に電子部品業の伸びは製造業生産の成長に大きく寄与しており、うち電子部品業、基本金属、機械設備、自動車業は軒並み二桁の成長となった。電子部品業はハイエンド半導体の受注増加、テレビパネルへの需要増加により前年同月比+19.7%となった。基本金属業は外需増加及び原材料価格の上昇により同+11.51%となった。自動車業は米国や中国産輸入車の販売好調、自動車部品などの受注旺盛により同19.74%となった」と述べた。

 化学材料業は軽油分解工場が定期点検に入り、川下の石油化学工場も点検により減産したため、同+0.31%の微増と最小の成長幅となった。旧正月要因を控除した1~2月の工業生産指数は景気回復の影響を受け、前年同期比+6.22%となり、製造業が+8.27%、電子部品業が+15.11%となった。

 今後を展望すると、王・副処長は、「3月の石油化学業は依然として点検時期であり、加えて電子部品業のオフシーズンもあって、製造業生産指数は+1%の微増となる見通しであるが、産業イノベーションアップ、世界景気の回復から、電子部品業、機械設備業、基礎金属業、化学材料業は安定した成長を維持できる」と分析している。また、「政府によるインフラ建設の推進強化は景気振興にプラスとなるため、今年上半期の工業生産指数はプラス成長の維持を期待できる」との見方を示した。






工業生産指数の前年比伸び率(製造業種別)[PDFファイル]  [75KB]