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2018年 6月 20日更新

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 中央銀行は3月5日に最新の外貨準備高統計を発表した。これによると、米ドルレートが上昇し、2月の外資流出額は34億米ドル超となったにもかかわらず、2月末の外貨準備高は、前月比9.97億米ドル増加の4,567.21億米ドルと11ヶ月連続で過去最高となった。これについて、顔輝煌・外為局局長は、「2月の外貨準備高の増加は、主に投資運用収益の増加がユーロなど主要通貨の対米ドルレートの下落による米ドル換算後の金額の減少や外資流出額を上回ったことによるものである」と説明した。また、「国際的に2月の米ドルレートが+1.66%増価し、日本円は量的緩和策縮小の懸念により+1.56%増価した以外では、ユーロ(▲0.88%)など主要通貨のレートは軒並みに下落した」と指摘した。

 世界ランキング(1月末)では、中国(3.1615兆米ドル)、日本(1.2047兆米ドル)、スイス(7,857億米ドル)、サウジアラビア(4,844億米ドル)に次ぎ、5位を維持した。

 金融監督管理委員会(金管会)の統計によると、2月の外資流出額は25.86億米ドルとなった。これについて、顔局長は、「金融監督管理委員会の統計は資産ベースであり、外資収益の流出を計上していなかった。一方、中央銀行はキャッシュフローをベースにしているため、流出額は金管会の統計より9億米ドル多い34.86億米ドルとなった。この値は外資による株売越し額と一致した(2月の外資による株売越し額は34.8億米ドル)。3月は引き続き流出トレンドとなるだろう」との見方を示した。

 2月の外資による株式・債券保有額(時価ベース)、及び、台湾元預金残高の合計は前月比169億ドル減少の4,092億米ドルとなった。外貨準備高に対する割合は4%ポイント減少の90%となった。

 米連邦準備制度理事会(Fed)の利上げ時期について、顔局長は、「パウエル・連邦準備制度理事会議長は、足元で3月の利上げ予想が100%に達し、また、年間の利上げの回数は3回から4回となり、インフレ圧力が高まっていると見ているが、市場には不確定要素が多く存在している」と述べた。



 

 

 

外貨準備高・為替レートの推移[PDFファイル] [60KB]