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2018年 6月 20日更新

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 中央銀行は4月3日に最新の外貨準備高統計を発表した。これによると、3月末の外貨準備高は前月比4.67億米ドル増加の4,571.88億米ドルと12ヶ月連続で過去最高となった。これは主に、投資運用収益の増加、株価上昇による資産価値の増加によるものである。

 外貨準備高の世界ランキングでは、中国(2月末3兆1,345億米ドル)、日本(1兆1,989億米ドル)、スイス(7,759億米ドル)、サウジアラビア(4,772億米ドル)に次ぎ、5位を維持した。

 3月の外資による株売越し額は449億元となったが、金融監督管理委員会(金管会)の統計によると、3月の外資純流入額は6.58億米ドルとなった。これは主に、金融監督管理委員会の統計は、外資収益の流出を計上していないことによるものである。一方、中央銀行のキャッシュフローをベースとした流出額は6億米ドルとなった。

 顔輝煌・外為局局長は、「外資は株の売り越しとなったが、3月の株価の上昇率は+0.96%であり、4月は外資が引き続き株売り越しのスタンスを維持する見込み。一方、外貨準備高のうち、米ドル以外に高い割合を占めるユーロが▲0.1%となったが、日本円は+0.78%、人民元は+0.68%の増価となり、米ドル換算後の外貨準備高は増加となった。」と説明した。

 3月の外資による株式・債券保有額(時価ベース)、及び、台湾元預金残高の合計は前月比62億ドル増加の4,154億米ドルとなった。外貨準備高に対する割合は1%ポイント増加の91%となった。これは主に、株式市場は内資の買いにより104ポイントの上昇となり、資産価値が増加したことによるものである。

 米連邦準備制度理事会(Fed)の利上げ時期について、顔局長は、「Fedは3月に予想とおり0.25ポイントの利上げを行った。次回は、6月の利上げ予想が79%となっているが、市場には不確実性が多くあり、例えば、米国非農業就業データの発表などが為替市場に及ぼす影響を注視する必要がある」と指摘した。




 

 

 

外貨準備高・為替レートの推移[PDFファイル] [60KB]