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2018年 6月 20日更新

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 経済部は5月23日、最新の工業生産動向を発表した。これによると、IT業の高成長により、4月の工業生産指数は102.94、前年同月比+8.53%となり、また、製造業生産指数は103.52、前年同月比+9.07%と、両者とも同月の過去最高となった。

 王淑娟・経済部統計処副処長は、「基準改訂前のベースで算出した4月の工業生産指数は同+6.5%と予測を上回った。一方、基準改訂後は最新の各産業の生産額を指数算定のためのウェイトに反映したため、ハイエンド産品が多く生産されれば、指数の上昇を押し上げ、産業構造の変動を適切に反映することができる。4月は生産のオフシーズンであったにもかかわらず、電子部品業が同+18.51%と同月で過去最大の増加幅となった。このうち、IT業は台湾積体電路(TSMC)の収益増(+44%)により前年同月比+35.76%と過去1年半で最高の伸びとなった。パソコン電子及び光学製品業は同+12.72%となり、基本金属はマイナスからプラス成長に転じたが、自動車部品業は3ヶ月連続のマイナスとなった。5月を展望すると、製造業生産は3%の成長を維持するだろう」との見方を示した。

 また、王副処長は、「4月の製造業生産は予測を上回ったが、在庫率はやや高かった。一部の業者は5月の点検時期や下半期のシーズンに応じて前倒して在庫を補填したことから、5月の製造業生産は大きな成長が望めないほか、一部の軽油分解工場が定期点検による減産のため、化学材料業の生産にマイナスの影響を与える見込み。一方、国際機関の予測によると、本年の世界景気は昨年よりも好調であり、3月の工業生産、製造業生産指数とも過去最高となった。下半期から生産シーズンに入り、引き続き過去最高を更新すると見込まれている。世界景気の回復に伴い、この1年間の株価指数は10,000ポイント台を維持しており、1~4月の平均取引高が前年同期比+45.8%となり、内需の拡大をもたらした」と述べた。


 




工業生産指数の前年比伸び率(製造業種別)[PDFファイル]  [75KB]