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2018年 7月 31日作成

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 経済部は7月23日、最新の工業生産動向を発表した。これによると、6月の工業生産指数は前年同月比+0.36%と2016年6月以来最小の増加幅となった。工業生産に高いウェイトを占める製造業生産指数は前年同月比+0.68%と2016年8月以来最小の増加幅となった。このうち、IC業は同+2.43%と2017年10月以来最小の増加幅となった。これらについて、経済部の担当官は、「今年第2四半期の工業生産指数は前年同期比+5.44%と昨年第2四半期以降の最高水準となり、生産の原動力は依然として存在している」と強調した。

 王淑娟・経済部統計処副処長は、「6月の製造業生産が予測値より2.3%ポイント下回った原因は、主に昨年の基準値(+5.26%)の高さ、モバイルチップの在庫補填が5月に前倒しされたことによる5月の高成長(+7.61%)、6月の端午節の連休による稼働日数の減少、仮想通貨マイニングブームの冷え込みによるウェハーの委託生産が一桁の成長となったことによるものである。一方、機械設備業は世界のスマート自動化設備への需要増加や企業の生産拡大により、前年同月比+9.17%となった。基本金属業は国際鋼製品価格の安定、機械設備の点検による昨年の基準値の低さにより、前年同月比+6.25%となった。」と説明。

 また、「今後を展望すると、世界経済の安定成長、国際原材料価格の高水準での推移は、石油化学、鋼鉄及び機械設備などの増産をもたらすほか、高速演算、IoT、車用電子など新興応用技術の拡大、スマートモバイル新商品の発売の継続が電子部品に対する需要増加をもたらすことから、7月の製造業生産指数は+5%と引き続き成長する。一方、米国と中国、及び、欧州の追加関税が国内生産に与える影響に注意を払うべきである」との見方を示している。



 



工業生産指数の前年比伸び率(製造業種別)[PDFファイル]  [75KB]