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2018年 11月 2日作成

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 経済部は10月23日、最新の工業生産動向を発表した。これによると、9月の工業生産指数は111.42、前年同月比+1.54%と指数として過去最高となり、旧正月要因を除くと、28ヶ月連続のプラス成長となった。1~9月の累計では、工業生産は前年同期比+3.83%となった。製造業生産指数は同+4.12%となった。

 工業生産に高いウェイトを占める製造業生産指数は111.79、前年同月比+2.00%と指数として過去最高となり、旧正月要因を除くと、27ヶ月連続のプラス成長となった。10月を展望すると、経済部統計処は、製造業生産指数は3~4%の成長となり、成長力が引き続き強まっているとみている。

 王淑娟・経済部統計処副処長は、「電子部品業は前年同月比+5.01%となった。これは主に、国際ブランドモバイル装置の新発売により、DRAM、ウェハーの委託生産、ICアセンブリーなどの増産をもたらし、台湾積体電路の生産指数が130.68、同+8.85%と指数として過去2番目の高水準となったことによるものである。一方、液晶パネル及び部品業は、中小型のスマホパネルに対する需要の減少により、同▲1.30%となった」と指摘した。

 パソコン電子産品及び光学製品業は同+8.18%となった。これは主に、企業による生産力の拡大に加えて、消費性電子産品が販売シーズンに入り、SDD(フラッシュドライブ)、パソコン設備の部品、光ファイバー装置などの増産を押し上げたことにより、ノート型パソコンやモバイル装置レンズの減産を相殺したことによるものである。化学原材料業、基本金属業は企業の生産力の拡大、前年の基準値の低下により、それぞれ+5.76%、+4.14%となった。自動車及びその部品業は輸入車の好調な販売、外需の減少により、同▲10.36%となった。機械設備業は同+0.46%と20ヶ月連続のプラス成長となったが、増加幅は縮小した。王副処長は、「世界からのハイテク精密、自動化生産設備に対する需要は引き続き高まっており、電子・半導体生産設備、リニアガイド、ボールねじなどは持続的に増産している。」と説明した。

 10月の生産指数が米中貿易摩擦の影響を受けるか否かについて、王副処長は、「機械設備について、工具器製造などの零細企業は多少影響を受けたと反映しているが、一般的に受注を受けてから生産までは一定期間を要するため、米中貿易摩擦の影響は今年ではなく、来年に反映されるだろう」との見方を示した。


工業生産指数の前年比伸び率(製造業種別)[PDFファイル]  [75KB]