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2019年 1月 7日作成

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 経済部統計処は12月24日、最新の卸売・小売・飲食レストラン業動態統計を発表した。これによると、双十一の到来やブラックフライデーを受けたネットショッピングの販促実施により、11月の小売業売上額は3,734億元、前年同月比+0.39%となり、金額ベースでは同月の過去最高額となった。百貨店の記念セールを受けた集客効果により、11月の飲食レストラン業売上額は367億元、前年同月比+3.93%となり、金額ベースでは同月の過去最高額となった。11月の卸売業売上額は8,936億元、前年同月比+1.61%となり、金額ベースでは同じく同月の過去最高額となった。これは、主に機械器具卸売業が欧米における年末のモバイル装置の好調な販売により、通信チップ、映像、CCDイメージセンサーなどの電子部品に対する需要を強めた結果、同+5.2%増加となり、卸売業売上額全体に大きく寄与したことによるものである。

 総合商品小売業のうちスーパーは、ポイント還元の販促実施により、同+7.29%、コンビニは、加熱食品やホット飲料の好調な販売により、同+7.74%、量販店はブラックフライデーを受けた販促実施により、同+2.12%となった。一方、百貨店は、前年の記念セールの時期との相違により、▲2.32%となった。情報通信及び家電設備小売業は、スマホの販売不調、家電の競争激化を受けて、同▲7.0%、自動車小売業は自動車の販売不調を受けて同▲3.3%となった。

 王淑娟・統計処副処長は、「11月の小売業売上額がプラス成長を維持したことは主に、双十一の到来やネットショッピングの販促実施が無店舗小売業の売上額を押し上げ(+13.1%増)、2014年4月以降で最大の増加率となったことによるものである。双十一ショッピングの販促実施は、無店舗小売業だけではなく、実在店も実施したため、販売量が事前予測を上回った。また、量販店、スーパーは、これまでなかったブラックショッピングセールを実施し、小売業の売上額の増加にも大きく寄与した」と説明した。

 経済部は、「12月の卸売業売上額は+1.5%、小売業売上額は+1.0%、飲食レストラン業も成長を維持する」と予測している。




 


卸売・小売・飲食レストラン業動態調査[PDFファイル]  [64KB]