本文へスキップします。

【全】言語リンク
【全・日】検索フォーム
検索キーワード
【全・日】ヘッダーリンク
【全】言語リンク-SP
【全・日】検索フォーム-SP
検索キーワード
よく検索される語
【全・日】ヘッダーリンク-SP
承認:エディタ
検索候補
更新日時

2020年 2月 7日更新

コンテンツ
 中央銀行は1月22日、最新のマネーサプライ統計を発表した。これによると、普通預金の増加ペースが緩やかとなった影響を受け、2019年12月のM1b及びM2の対前年比伸び率(期中平均ベース)はそれぞれ+7.47%、+4.12%となった。呉懿娟・中央銀行経済研究所副処長は、「これは、主に個人が年末ボーナスを受けて、手元資金を保険商品に投資したことによるものである」と説明した。金融関係者は、「金融監督管理委員会が高金利の貯蓄型保険を規制する前に、個人が昨年年末から貯蓄型保険の加入に殺到したため、普通預金の増加ペースが緩やかとなった」と述べた。
株式市場の活況を受けて、個人投資家の証券投資動向を反映する12月の証券振替決済預金は前月比41億元増加の2兆749億元と過去最高となった。呉副処長は、「12月の株価指数は11,559ポイントから11,854ポイントへの大幅な上昇基調を維持していた」と指摘した。

 金融監督管理委員会の統計によると、12月の外資純流入額は38.38億米ドルとなり、外国人による台湾元建て預金残高は前月比61億元減少の1,741億元となった。これについて、呉副処長は、「外国人による台湾元建て預金残高の減少は、主に外資資金が株式市場に投資したことによるものである」と説明した。

 中央銀行の統計によると、12月の外国人による台湾元建て預金残高は8月の2,315億元(ピーク)から1,714億元に減少し、4ヶ月の減少累計額は574億元となった。また、年末年始における資金需要の増加を受けて、12月の外貨預金残高は前月比712億元減少の6兆341億元となった。呉副処長は、「外貨預金の減少は、主に企業による買掛金の支払いや為替レートの変動による資産配分の調整や資金調達などにより、外貨預金を台湾元に転換したことによるものである。また、旧正月前による資金需要の高まりなどの季節的要因も減少の一因となる」と述べた。




金融動向表[PDFファイル]