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2019年 3月 28日更新

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 中央銀行は2月26日、最新のマネーサプライを発表した。これによると、1月は外資が流入に転じ、株の買い越し、及び、旧正月前における資金需要の増加を受けて、1月のM1b及びM2の対前年比伸び率(期中平均ベース)はそれぞれ+6.55%、+3.14%となり、両者の差は2014年2月以降で最大となる3.14%ポイントまで拡大した。

 1月の株価指数が再び10,000ポイント台を回復し、外資が流入に転じたことから、1月のM2の対前年比伸び率は上昇したが、旧正月の季節要因により普通預金の増加がM1bの

 中央銀行の担当者は、「金融監督管理委員会が発表した1月の外資純流入額は30.1億米ドルとなり、銀行貸出及び投資の増加により、M1b及びM2の対前年比伸び率とも上昇した。これは市場においての資金が潤沢であることを示している。また、外国人による台湾元建て預金残高は33億元増加の1,814億元となり、1月の株価指数の月平均は9,765ポイントと反転した。個人投資家の投資規模を表す1月の証券振替決済預金は458億元増加となり、株式市場の活況にプラスとなる」と述べた。

 2018年2月からM1bの対前年比伸び率がM2を上回る「ゴールデンクロス」(株式市場資金の潤沢を表す)の状態は既に12ヶ月続いており、両者の差が引き続き拡大している。中央銀行の担当者は、「個人や法人による投資や資産の配分がグロバール化しており、資金調達ルートも多元化・円滑であるため、この指標の参考価値はなくなりつつある。国内銀行資金の流動性は高く、株式市場が多くの他国の株式市場と比較して、資金供給が潤沢であれば、今後の株価指数の上昇が期待できる。また、1月の外貨預金の435億米ドルの増加は、昨年基準値の低さ、輸出の減少、台湾元レートの下落などによるものである」と説明した。




(注)
*M1a:通貨発行額。企業・個人(非営利団体含む)の当座預金および流動性預金残高の総額。
*M1b:M1aに個人の非定期性積立預金残高を加えたもの。
*M2:M1bに企業・個人の定期性預金残高、外貨預金、外国人による台湾元建て預金残高などを加えたもの。



 

金融動向表[PDFファイル]  [60KB]