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2020年 2月 7日更新

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 経済部統計処は1月22日、最新の工業生産動向を発表した。これによると、2019年12 月の工業生産指数は117.11、前年同月比+5.99%と2ヶ月連続のプラス成長となった。5G通信、高速演算の拡大、旧正月向けの在庫補填需要の増加などにより、12月の製造業生産指数は118.79、前年同月比+6.37%となり、2018年11月以降最大の増加幅となったほか、指数としては過去最高となった。

 2019年通年の工業生産指数は108.48、前年同期比▲0.32%となった。製造業生産指数は109.00、前年同期比▲0.37%となった。

 王淑娟・経済部統計処副処長は、「2019年の電子部品業は製造業の成長に大きく寄与し、特に、半導体に影響する5Gモバイル通信及び高速演算などの新興応用技術の拡大、旧正月向けの在庫補填需要の増加などは12月の製造業指数及び年増率(+6.36%、14ヶ月で最高)の上昇をもたした。また、台湾企業の回帰投資により、パソコン・電子産品及び光学製品業は前年同月比+24.52%と15ヶ月連続して二桁の成長となった。これは、主にネット通信設備及びノートパソコンの販売好調、光学製品におけるスマホ・デュアルレンズの受注増によるものである」と述べた。

 電子部品・パソコン電子産品、及び、光学製品といった2大分野のほか、自動車及びその部品業は旧正月前の販売好調により、前年同月比+15.71%と2017年3月以降(過去34ヶ月)最大の増加幅となり、12月の製造業生産に大きく寄与した。また、国際原材料価格が下げ止まり、旧正月向けの在庫補填を前倒したことは伝統産業の減速の緩和や製造業の増産の一助となった。




工業生産指数の前年比伸び率(製造業種別)[PDFファイル]