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2019年 6月 5日更新

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 経済部統計処は5月23日、最新の卸売・小売・飲食レストラン業動態統計を発表した。これによると、4月の卸売業売上額は8,325億元、前年同月比+0.98%と2ヶ月連続のマイナスを終え、金額ベースで過去最高額となった。4月の小売業売上額は3,095億元、前年同月比+4.45%と同月で過去最高となった。

 統計処の担当者は、「4月の卸売業売上額の増加は、主に医薬品及び保健商品の売上の好調、母の日向けの化粧品の在庫補填の増加、輸入食品、水産物、酒・タバコ産品の売上の好調、新車取引の増加などによるものである。最近、自動車産業の販売は不振だったが、これは消費者が新型自動車の発売を待ちつつ、消費を控えていたものだが、4月は新車の発売により購買を促し、政府の内需拡大、省エネ家電製品への補助などが小売業の売上増加をもたらした」と説明した。

 小売業のうち、ネットショッピング及び通販業は前年同月比+8.1%となった。これは、主にブランドによる販促の実施、及び、域外ネット取引の展開によるものである。家電器具及び用品小売業は同+8.3%となった。これは、主に新規店舗の開設、外国人観光客の増加による宝石高級品の売上増加によるもの。医薬及び化粧品小売業は同+3.6%となった。これは、主に新規店舗の開設及び販促の実施によるものである。情報通信及び家電設備小売業は同+1.8%となった。これは、主に気温の上昇によるクーラーの売上増加、及び、省エネ補助政策の実施によるものである。

 今後を展望すると、王淑娟・経済部統計処副処長は、「前年5月の世界経済は好調であり、また、前年4月の清明節休暇による稼働日数の減少などにより基準値が高かったことから、5月の卸売業売上額は▲7%~▲4%となる見込み。また、国際経済情勢が不透明であり、米中貿易摩擦も大きく変化していることなどから、6月にプラス成長となるかは不確実である」と述べた。



卸売・小売・飲食レストラン業動態調査[PDFファイル]