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2019年 9月 27日更新

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 経済部統計処は9月23日、最新の卸売・小売・飲食レストラン業動態統計を発表した。これによると、米中貿易摩擦の影響を受け、8月の卸売業売上額は8,794億元、前年同月比▲5.74%とマイナスに転じたが、同月で過去2番目の高水準となった。統計処は、「8月の卸売業売上額がマイナスとなった原因は、主に機械器具業(▲6.5%)、パネル及びノートパソコン売上の減少、メモリー関連の電子部品価格の下落によるものである。また、建築材料及び化学卸売業も米中貿易摩擦の影響を受け、それぞれ▲7.4%、▲11.2%となった。水産品、たばこ商品の売上の減少を受け、食品、飲料及びたばこ業は前年同月比▲4.7%となった」と述べた。

 王淑娟・経済部統計処副処長は、「世界経済が米中貿易摩擦の影響を受けて減速しており、特に建築材料、プラスチック化学、機械器具卸売業が最も大きな影響を受けている。1~8月の卸売業売上額は前年同期比▲3.14%、9月は引き続きマイナスとなっており、通年でプラスに好転するのは困難である」との見方を示した。

 小売業売上額は3,088億元、前年同月比+4.54%となり、飲食レストラン業売上額は722億元、同+5.71%となり、両者ともに6ヶ月連続の増加となった。総合商品小売業のうちの百貨店は、新規店舗の展開、リニューアル及び販促効果を受けて、前年同月比+8.98%となった。コンビニ及び量販店は、中元節による消費増加を受けて、それぞれ+7.07%、+6.61%となった。ネットショッピング及び通信販売業は同+13.3%となった。これは、主に多品目の販促イベントの開催が売上を高めたことによるものである。食品、飲料、たばこ小売業は同+7.0%となった。これは、主に中元節による消費増加、中秋節の商機によるものである。自動車・バイク小売業は、鬼節(旧暦7月)のオフシーズンに入ったものの、輸入車や電動バイクの販売好調を受けて、同+3.5%となった。

 8月の飲食レストラン業売上額が前年同月比+5.71%となったことは、主にレストランは夏季旅行のピーク、父の日、バレンタインデーの食事会シーズンの到来にを受けて同+5.9%となり、飲料店は新規店舗の展開、猛暑によるアイス・飲料の販売好調を受けて同+5.2%となったことによるものである。

 今後を展望について、統計処は、「小売業は百貨店の周年記念セールの開催が続き、中秋節の商機、新型車発売による自動車市場の活況などにより、成長トレンドを維持する。飲食レストラン業も中秋節の恩恵を受けて、引き続き増加基調となる。今後は内需の安定により、小売業、飲食レストラン業売上額とも過去最高記録を更新する見込み」とみている。




卸売・小売・飲食レストラン業動態調査[PDFファイル]