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2020年 1月 8日更新

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 経済部統計処は12月23日、最新の卸売・小売・飲食レストラン業動態統計を発表した。これによると、11月の卸売業売上額は8,607億元、前年同月比▲2.54%と4ヶ月連続のマイナスとなった。このうち、建築材料卸売業は、鋼材料輸出の減少により、同▲9.4%となった。また、パネルやノートパソコンに対する需要が引続き減少し、加えてメモリー価格の下落などにより、機械器具卸売業は同▲2.4%となった。一方、小売業及び飲食レストラン業は前年同月比それぞれ+5.44%、+5.72%と両者とも9ヶ月連続のプラスとなった。

 経済部統計処の担当者は、「卸売業売上額は貿易との連動性が高いため、第4四半期の売上額は前年同期比▲1.3%~▲0.4%となり、通年では同▲2.5%となる見込み。一方、2019年小売業及び飲食レストラン業売上額は、株式市場の活況に伴う内需、消費の増加により、それぞれ+3%、+4%となる見込み」との見方を示した。

 王淑娟・経済部統計処副処長は、「自動車・バイク卸売業は同+10%の大幅増となった。これは主に、新車の販売好調が持続し、来年旧正月が1月であるため、消費増が前倒しされたことによるものである」と述べた。

 11月の小売業売上額は3,434億元、前年同月比+5.44%となった。このうち、自動車・バイクの売上額の増加が続いており、同+12.7%の大幅増と全体に大きく寄与した。総合商品小売業うちの百貨店は企業による周年記念セールの実施により、同+7.12%となった。

 11月の飲食レストラン業売上額は637億元、前年同月比+5.72%となった。このうち、レストラン業売上額は同+6.3%となった。これは主に、企業による新ブランドの開拓、新規レストランの開店が売上増をもたらしたことによるものである。飲料店は新規店舗の参入及び販促イベントの実施により、同+5.1%となった。





卸売・小売・飲食レストラン業動態調査[PDFファイル]