
この度、18年に亘って会長を務められ、在任中に日台間の交流に多大な貢献をされた服部前会長の後任として、平成23年6月21日付で(財)交流協会会長に就任いたしました大橋光夫です。
これまで私は、長年ビジネスの分野で台湾と深く関わってまいりましたが、今般、交流協会の会長として、ビジネスのみならず、日台のあらゆる分野の交流の窓口として台湾に関わることができることを光栄に感じております。
皆様もご承知のとおり、日本と台湾は長い歴史の中で、文化、貿易経済、観光、学術等様々な分野で交流を深め、多くの価値観を共有しています。特に、先般の東日本大震災に対する台湾からの多大なる支援と温かい励ましを通じて、日本全国の国民が台湾をより身近に感じ、日台間の「絆」がより強固なものになりました。
会長就任にあたり、こうした良好な環境を基礎に、各分野における交流をより一層促進・発展するために努めてまいりたいと思います。特に、日本製品・産物の対台湾輸出の拡大促進や台湾観光客の訪日促進については喫緊の課題だと考えております。また、日本企業と台湾企業のビジネスアライアンスの促進や台湾における日本研究支援といったことなどにも引き続き努めてまいります。
日台間の交流促進のため、微力ながら努力してまいる所存ですので、皆様の御指導・御鞭撻をお願いいたします。
大橋会長略歴