本文へスキップします。
よく検索される語
2014年06月12日
お知らせ台北
5月28日、当所地下一階文化ホールにて、平成26年春の外国人叙勲により旭日双光章を受章された台湾歌壇代表の蔡焜燦氏に対し、当所樽井澄夫代表より、勲記・勲章の伝達を行いました。 これは、蔡焜燦氏が、台湾歌壇の第5代代表として、日本の文芸である短歌を通じた日本文化の紹介及び対日理解の促進に寄与し、また、短歌を含む様々な活動を通じて日台相互理解の重要性、そして日本文化の素晴らしさを日本と台湾の若者層へ伝えてこられたことを称えるものです。 会場には、歌壇の会員の皆さんはもちろん、長年にわたり日台関係を支えてこられた日本と台湾双方の関係者の方々が多数参加され、蔡焜燦氏の受章をともに喜びました。 蔡焜燦氏が日台相互理解の重要性、そして日本文化の素晴らしさを日本と台湾の若い人々へ伝えてくださったことは、台湾歌壇を通じた活動に留まるものではありません。蔡焜燦氏が日台関係の重要性を綴った著書『台湾人と日本精神』、また、戦前に学んだ清水公学校の副教材『総合教育読本』の復刻版(蔡氏による自費出版)は、日本人に対する激励のメッセージとして広く読まれています。また、蔡氏は、作家・司馬遼太郎の著書『街道をゆく~台湾紀行』に、「老台北」として度々紹介されており、同書を通じても、日台関係の深さと重要性を若い読者に伝え続けておられます。 蔡焜燦氏の長年に渡る日台交流促進へのご貢献、そして創設から47年となる台湾歌壇のこれまでの歩みに心からの敬意を表しますとともに、これからもその活動を継続され、日本と台湾の若い世代に日本の文化の素晴らしさを、そして日台関係の重要性をさらに伝えてくださることを、願って止みません。
樽井澄夫代表による祝辞 蔡焜燦氏挨拶(産経新聞提供) 左から、陳重光(旧名:陳南天)・元台湾独立建国聯盟主席、陳楷模・元国泰総合医院院長、蔡焜燦氏、同夫人、許世楷・元駐日台北経済文化代表処代表、羅福全・元同代表(元亜東関係協会会長)、李雪峰・台湾高座会会長 蔡焜燦氏と台湾歌壇会員
一覧はこちら