6月6日、当所地下1階の文化ホールにて、平成26年春の外国人叙勲において「旭日小綬章」受章が決定した呉金璞・修道館副館長への勲章・勲記の伝達式が開催されました。
呉金璞副館長は、12歳のときに剣道を始めて以来、90歳となる現在まで80年近くに渡り剣道に精力的に取り組まれ、台湾代表選手として卓越した成績を残されました。また、指導者としても、現在に至るまで数多くの優秀な剣士を輩出されており、日本の武道である剣道の台湾での普及、剣道を通した日台交流の促進に寄与してこられたことを称え、今回の受章が決定したものです。当日は、呉金璞副館長を慕う台湾の数多くの剣士が参加し、和やかな雰囲気の中で勲章・勲記が伝達されました。
1924年生まれの呉金璞副館長は、90歳をこえた今もなお毎週道場に通い指導を続けておられます。台湾の多くの剣士から「剣道先生」と慕われる同副館長の剣道を通じた日台の相互理解に対する貢献に対し、当所としましても心から感謝申し上げるとともに、今回の受章に際し改めて御祝いを申し上げたいと思います。
